ソラマメブログ
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2008年05月21日

「父ちやん母ちやん、あたい 体の中が むぢゆむぢゆすんの。」

こんばんはっ、ふきです。icon22icon08icon09icon10icon01























さいならっ!!icon16icon25ブヒッ。
読んでください☟
仔牛
新美南吉


 仔牛が ある 日 お父さん牛と お母さん牛の ところへ いつて、
「父ちやん 母ちやん、あたい 体の 中が むぢゆむぢゆすんの。」と いひました。お父さん牛も お母さん牛も すつかり よろこんで よだれを たらしました。そして お母さん牛が いひました。
「坊や その むづむづするのはね、今に 坊やの 體から 何かゞ 生えて くるのよ、さあ それでは、あの 丘の 南の なの花畑の 中へ はいつて、ぢつと すはつて いなさい、何か 生えて くるまで 待つて いなさいね。」と いひきかせて、仔牛を 一人きり 送つて やりました。
 仔牛が いつて しまふと お母さん牛は むねを おどらせながら お父さん牛に いひました。
「ね、あの 仔は 世界中で 一番 美しい 仔牛だから、今に きつと 肩の 下から、いつか ほら 丘の ふもとで 池の 上に うかんでた あの 白鳥のやうな 美しい 白い 羽が 二つ 生えますよ。」けれど お父さん牛は 大きな 顏を 横に ふりました。
「なにを 馬鹿な。けものに 羽など 生えるもんか。けものに 生える ものは 角に きまつてる。だが あれは、なかなか 勇ましい やつだ。だから きつと 鹿の 角みたいに りつぱな、枝の ある 角が できるだらう。」
「おゝ いやだ、あんな みつともない もの。あんな いやな ものが あの かはいゝ 仔に 生える ものですか。きつと 羽が 生えます。もし あの 仔に 羽が 生えないなら わたし、この しつぽを あげても よろしいわ。」
「そんな へんてこな しつぽなんか いらないよ、繩つきれの 方が よつぽど ましだ。お前が さう いふなら わしは かう いふ。もし あれに 鹿の 角が 生えないなら、わしは わしの ひづめを やらう。」すると お母さん牛は 大きな 顏を できるだけ しかめて、
「そんな ひづめより 道ばたに おつこつて いる お椀の かけらの 方が ましですわ。」と いひました。
 丘の 南の なたね畑の 中で じつと まつて いた 仔牛の 頭に、やがて 小ちやく 生えて 來たのは、白鳥の 羽でも なく、鹿の 角でも なく、ふつうの 牛の まるい 角でした。仔牛が お父さん牛と お母さん牛の ところへ かへつて 來ると 二人の 親牛は 眼を しばたゝいて よろこびました。そして いひあひました。
「まあ、よかつた。でも 何て りつぱな 牛に なつた ことだらう。」

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この記事へのコメント
ふむふむ。なるほどね。
って何の話やねん!
Posted by ふー at 2008年05月21日 09:38
ちくわちゃんの体は、まだむぢゆむぢゆしないのかなぁ^^
Posted by 珠子珠子 at 2008年05月21日 12:40
さぁ、わかりまへんなぁ?
おつかれじゃった!!
Posted by ふみ at 2008年05月21日 22:57
もうそろそろかな?
あはははは。
Posted by ふみ at 2008年05月21日 22:58